私=アトピーっ子、アトピー女子として生きてきたけど。アトピーを好きになったことは一度もない。今となっては私には必要な経験だったとは感じるけど辛いもんはつらい!!あの皮膚の耐えられないような痒み。ボロボロの肌の自分への嫌悪感。手がバキバキで痛いし、無気力になるあの感覚。しみる汗。夏の海やレジャーは楽しいけど嫌いだったなぁ・・・(伝わる?この感覚?)そんな私のアトピー&メンヘラヒストリーを分子栄養学の観点を交えて振り返りながらお話しします。
【4歳〜】気づいた時にはアトピーだった

母は敏感肌。兄と父は何の問題もなくお肌に異常はなし。保育園のプールの時間に自分だけ、ひざうらとひじうらがしみる感覚があるのも嫌だったし、夏は汗疹でいつも背中、首、お腹が痒かったのを覚えている。
母は超貧血で若い頃から超過多月経&ピロリ菌保有。1ヶ月近く私と兄を早産しているから、分子栄養学を学んだ今、生まれながらにして私は栄養欠損はあったのは否めない。母体の栄養状態は赤子に影響するよね!
母を責めてる訳じゃないよ!平成4年のこの時は、スマホもネットもない中でお肌に良いと聞けば高い入浴剤を私のために買ってきてくれたり。働きながらも毎週皮膚科へ連れて行ってくれたり。海水浴がいいと聞けば毎年頻繁に海に連れていてくれた親にはとても感謝している。
そうこの頃は「大人になったら自然に治る」とアトピーはされていたから。
一生懸命、お医者さんの勧めるステロイドを塗って。たった今我が子が眠れないかゆみをどうにかしてあげられないかと手を尽くしてくれていたのだ。
27歳そこそこの母も父も、がむしゃらに働きながらよくぞここまで育ててくれた!2歳から保育園に通っていた私は、アトピーがあることで何でもできて容姿の良い兄よりも母が私を気にかけてくれることがとても嬉しかったのを覚えている。そうさ、私はマザコンなのだ。
【小学生】自己肯定感底辺
共働きだった我が家、小学校の真前が祖母のお家だったのもあり下校してそのまま祖母の家でアニメを見るのが定番だった。祖母も働いているので誰もいないのだがたんまりあるお菓子を食べながら、ゴロゴロするのが至福の時だった。ジブリとクレヨンしんちゃんで育ったよ
この頃は、腸内環境がお肌に影響するなんてこれっぽっちも言われていなかったし。ただ覚えているのは朝も排便できず、学校でうんちするなんてもってのほか!学校が終わって玄関の扉を握るといつも便意が来ていたので、相当子どもの頃から過緊張(交感神経優位・・・もしくは行きすぎてフリーズの神経スイッチ)だったかと。
小学生の頃の私は、スクールカースト下から1.5番目伝わるかな?この感覚。
- ぽっちゃり色白
- 運動神経皆無、ドッジボールとか苦痛すぎる
- 兄は陽キャのサッカー少年
- 親友と呼べる友達はいたが、彼女は運動神経抜群、学級委員になるような子
私は猫背で、ヘラヘラ笑いながら嫌われるのが怖い・・・と幼ながらに思いながら過ごしていたのを覚えている。いつも見つめる小さな両手はあかぎれに溢れていて、雑巾掛けの時間に手が染みるのがつらかったけ。おばあちゃんのような手を見られるのが恥ずかしかった。

手に力が入らない曲げるのが痛いので、手を拭くのが苦手だった。「ちゃんと拭かないから荒れるんだ!」「かくからアトピーなおらないんだよ!」と叱責されるのも苦しかったな・・・
時には痛みより、痒みの方が私は辛いと思っていて。自分では争いようもない苦痛を【おまえのせいだ】と責められて逃げ場が無くなっていく感覚はおさない私を苦しくさせた。
お尻にも大量のアトピーが出ており、パンツがいつもお尻にくっついていたり、お気に入りのパジャマは掻きむしり穴が相手着れなくなってしまった。
この頃から、喘息、朝起きられない、めまいなどの起立性障害もあったので、副腎疲労、鉄欠乏もあったと予測される。
【中学生】化粧品で荒れる
隠キャ真っ只中の私。中学では部活を始めなければならない・・・。が、吹奏楽部は憧れたが、楽譜を読めないし、当時仲の良かった子に付いてていく形で【陸上部】に入部。勿論、走ることが人生で1番苦手なのに流されるまま入部してサクッと幽霊部員になる。そんな自分が嫌いだったしこの時から他人軸
この頃は、アトピーにステロイドは危険なんじゃないか?と噂されるようになっていて、手荒れとひじの内側だけとましになっていたのでステロイドの使用を徐々にやめていたのを覚えている。
なんでステロイドは危ないの?と当時の私に聞いいたら「だってそう言うもんでしょ!」と軽くキレ気味に答えるほど情緒不安定な思春期少女だったかと。(過多月経、不正出血、鉄欠乏、低血糖)

この頃は、ぽっちゃりだった体型を気にしてお菓子を一切食べるのをやめたり。ニキビをどうにかしたくて野菜をひたすら食べたのが影響してか少しアトピーはマシになっていた。
しかし、根本の栄養素が足りてなかったためか肌が薄く髪も細く、少女の私が心をときめかせて買った資◯堂化粧品は私の顔を真っ赤に腫れ上がらせたのは今となっては良い思い出である。当時は絶望したよ
【高校生】お金=自分の価値?
陽キャの兄。親しい友人は、ガリ勉と言うよりサラッと勉強ができてしまうタイプ。私はゴッリゴリにテスト習慣毎日8時間以上勉強してやっとクラス5位とかで運動もできないし、私の価値って何ですか?状態だったので
一先ず【兄より偏差値の高い高校に入れば私は大丈夫】と謎の自分との約束を果たし高校に入学するも、入学と同時に目標を失ったので全く勉強しない。進学校と呼ばれる高校で周りは大学を目指しゴリゴリ勉強する中で一人だけ浮きまくる私。勿論運動はできない。卓球のラリー続いたことがありません・・・
じゃあお金を稼げたら私は価値があるのでは?と高校に内緒で週6でバイトに明け暮れる!
最初は家の隣の和食屋さん。土日は朝の10時からの勤務なのに起きれない。前日早く寝ても全く起きれない。手の力がうまく入らないので毎回お皿を割るのでクビになってしまった。この頃も起立性障害や低血糖もとてもあったと思う
その後、焼肉屋さんでバイトをはじめてお金を得られる喜びと、自分の自由にお金を使えることで自分の存在価値を感じていく。あぁこれが自立ってことか??

長くなりそうなのでまた次回( ^ω^ ) 楽しいこともあったけどじわっとつらいいきぐるしさがあったのは私だけかな?所々ボタンのかけ違いが起きているね。
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